2018年1月19日 金曜日

細川編集長の言葉の置き場
 
「たまゆら」コラム
 
 
・実は最近、ものすごく
気になっているものがある。
 
「テロワール」
 
これまでほとんど口にして
こなかったワインに
興味が湧いている。
『神の雫』という漫画が
発端なんだけど、その漫画に
書かれる言葉の表現力に
これまでのワインに対する
自分の価値観をすべて
ひっくり返された。
 
「テロワール」
つまり、生育環境、土壌。
ワインの「もと」となる葡萄があり
葡萄が育つ「もと」となるのが
テロワールというわけだ。
 
いろいろ調べていく中で
思い入れのあるワインに出会った。
 
生まれ故郷の富山県氷見市の
ワイナリー「セイズファーム」。
 
富山湾を一望できる丘の上で
育てられた葡萄でワインを
作っている。
 
でもそれだけなら
思い入れはまだ半分だった。
資料を取り寄せたときに
心が持っていかれた。
 
葡萄の育つ丘から見た
富山湾を望む景色の写真。
ぼくのじいちゃん、ばあちゃんの
お墓があるすぐ傍に
ワイナリーはあった。
 
「テロワール」
 
じいちゃん、ばあちゃんが眠る丘。
そこで育った葡萄でできたワイン。
ぼくにとって思いの入ったワイン。
 
『神の雫』に出てくる
天・地・人 の言葉が
心に沁み込みつつある今、
ゆっくり熟成させて
このコラムがより深い彩りと
豊潤な香りをまとったとき
「百年先への伝宝」に
残すことになるんだろうな。
 
すべてのものには時がある。
 
ゆっくり、ゆっくり
今日のこのコラムを育てます。
 
 
 
今日も「たまゆら」コラムに
来てくれてありがとうございます。
 
「たまゆら」コラムは
日々浮かんでは消えるもの。
でもその中でずっと残るもの。
そんな心の中に存在する
ゆらめく言葉をほぼ毎日綴ります。
出会ってくれてありがとう。
 
 
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